東京の水道水で放射性物質、喜久水の水を渋谷区へ

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[ 2011年 3月 25日 金曜日 15時30分 ]

 東日本大震災による福島第1原子力発電所の事故の影響で東京都水道局の水道水から放射性物質が検出された問題で、渋谷区長から区内の保育所に対する給水活動の要請が23日午後7時35分、災害時相互応援協定を2001年に締結している飯田市に対してあった。

 これを受け、飯田市は災害時における井戸水の提供に関する協定書を08年に締結している喜久水酒造(濱島光男代表取締役社長)=鼎切石=に協力を要請。同社の快諾を得て24日午前10時過ぎ、同社の敷地内で給水した井戸水を積んだ4・5トンタンク車と市の先導車両が渋谷区に向け出発した。

 給水車は同社の片桐和敏さんが運転、市は職員3人を派遣した。給水隊は渋谷区役所まで井戸水を運搬し、そこで区内53の幼・保育園向けに渋谷区が水をポリ容器に分けて配布する。同日中にいったん帰飯し、渋谷区との調整により2次隊の派遣を判断したいとしている。

 牧野光朗市長は「現在、宮城県へ2トンタンク積載の給水車を派遣しているため、産業経済部を通じて民間にお願いすることにしたところ、同社に快く引き受けていただいた。昨年7月の豪雨災害では渋谷区にも協力を要請したが、給水車がないため来れなかった」と説明。

 同社の下澤政弥専務取締役は「昨日の報道だと子どもたちが大変な状況で何とかしなければという思いが強い。うちでできることはしたい。猿庫水系のおいしい水を子どもたちに早く届けて安心して飲んでほしい」と話していた。

  

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