松川ダム土砂バイパス9月から運用開始

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[ 2016年 7月 30日 土曜日 12時08分 ]

松川ダム 県が飯田市上飯田の松川ダム(1975年完成)で90年から進めている再開発事業で、流入してくる土砂のうち細かい土砂を、貯水池の上流からバイパストンネル(約1・4キロ)で流水とともにダムの下流に流すバイパス放流施設がことし3月に完成し、この秋から運用を開始する。これにより、ダム湖への土砂流入を軽減する。今後は貯水池に堆積している土砂(堆砂)を掘削により排除し、貯水池の機能を回復するとともに、予備放流を解消し洪水防御の機能を高めるため、新たに貯水容量を増やす。

 

 県松川ダム管理事務所が25日から29日まで開催したダム見学会で担当職員が説明した。完成から運用開始までに半年ほどかかったのは、国土交通省との操作規則に関する協議が長引いたためと説明。ほぼ解決し、9月から運用を開始する。放流するときにはサイレンを鳴らして知らせる。

 

 本県を含む関東甲信地方に梅雨明け宣言が出た28日は、これまでで最高という25人が参加。3つのグループに分かれ、重力式コンクリートダムの堤内をエレベーターで約70メートルの地下2階まで下りた。岩盤から染み出た水を抜いている通路を歩いてダムたわみ測定装置や発電所、ダム(幅165メートル、高さ84・3メートル)の下、バイパストンネルの放水口などを見学した。

 

 中学生、小学生、一歳の男の子と一緒に参加した松川町元大島の女性(41)は「ダムが大好きでいろんなところへダムを見に行っている。松川ダムは今回初めて見たが、スケールが大きく、景色や自然がいい」と話していた。

 

  

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