残業代未払いで是正勧告 飯田市上村のハイランドしらびそ

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[ 2018年 10月 1日 月曜日 16時56分 ]

 飯田市上村のしらびそ高原にある宿泊施設「ハイランドしらびそ」で、協定の範囲内を超える時間外労働(残業)と残業代の未払いがあったとして、運営する上村振興公社に対し、飯田労働基準監督署が6月中に2度、是正勧告をしていたことが、公社や従業員への取材で分かった。

 公社などによると、残業代未払いのほか、残業時間に関して定めた労使協定が順守されていないとして、従業員らが6月中旬、労基署に申告した。

 是正勧告を受けた公社は8月、当時の全従業員8人のうち6人に、4~6月までの約3カ月間の未払い分計100万円余を支払った。

 南信州新聞社の取材に対し、公社の前島道広取締役(68)は「労働時間の管理不足でこのような事態を引き起こしてしまった。是正勧告を真摯に受け止め、認めた上で清算した。今後は労働環境の改善に努めたい」と述べた。

 2011年、公社を指定管理者に選定した市は「状況の把握に努め、労使関係のやりとりを見守っていく」としている。指定管理は現在2期目で16年度から19年度末まで。

 標高1918メートルに位置し、1995年にオープンした同施設は、3000メートル級の山々が広がる雄大な眺望と星空を楽しむことができる観光スポット。昨年の観光・宿泊客は約7万人だった。

 今期は、台風による道路崩落や料理スタッフの体調不良などを理由に、9月8日から営業を休止している。

 申告した従業員や弁護士によると「過去2年間分の労働状況も把握した上で、追加請求できる部分なども検討していきたい」としている。

  

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