清内路トンネルで防災訓練 関係機関の連携密に

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[ 2014年 11月 14日 金曜日 13時22分 ]

 阿智村清内路と木曽郡南木曽町を結ぶ国道256号清内路トンネル(1642メートル)の防災訓練が12日、飯田と木曽の両広域消防本部、両警察署、両建設事務所により実施された。トンネル内でマイクロバスを含む3台による事故が発生し、車両内に閉じ込められた負傷者を救出し、車両火災を消火、現道を復旧させるまで関係機関が連携を密に対応した。

 同トンネルは2000年に完成し、同所での訓練は7回目。飯田建設事務所が管理する中で最長のトンネルでかつ管轄がまたがる場所であることから、事故発生時の迅速で円滑な処理体制を確立しようと毎年トンネル坑内での訓練を続けている。

 同トンネルは、沿線に昼神温泉郷や妻籠宿などの観光地があることから、今回はマイクロバスの事故を想定。対向車線をはみ出した普通車とマイクロバスが衝突し、マイクロバス後方からさらにもう1台の普通車が追突した。トンネル内の非常電話や携帯電話の通報で消防や救急車両が到着し、救助隊が負傷者を救出。ヘリポートとして想定したふるさと村自然園へ搬送した。

 一方、救助後に車両からもれたオイルに引火して火災が発生し、飯田消防と木曽消防が消火活動。火災が鎮火すると事故車両を片付け、建設事務所による坑内安全確認を行い、交通規制を解除した。

 講評で飯田広域消防本部の桂稔消防長は「御嶽山のように大きな災害では関係機関の連携が大事になる」と呼びかけ、飯田警察署の堀内明彦署長は「災害はいつ起こるか分からない。有事の際は本日のような連携した対応を」と語った。

  

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