清内路トンネル防災訓練、初全面通行止めで実施

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[ 2012年 11月 24日 土曜日 13時13分 ]

 飯田国道事務所(伊藤直喜所長)は22日、国道256号の清内路トンネル(全長1642メートル)内で交通事故および車両火災の発生を想定した防災訓練を行った。2000年に同トンネルが開通して以来、初めてとなる全面通行止めにしての実施に、飯田、木曽の両建設事務所、広域消防、警察署から約70人が参加。各機関の連携強化も含め、迅速で適切な対応を確認した。

 訓練は、トンネル内で乗用車同士が正面衝突し、1人が重傷、1人が軽傷を負い、車両からもれた燃料に引火して車両火災が発生したとの想定。軽傷者がトンネル内に設置された非常電話で119番通報するところから始まり、情報伝達、出動訓練、交通規制、救助、消火訓練と進められた。

 講評で伊藤所長は「各機関の連携がスムーズかつ円滑に行うことができた。実際に目で見て確認した課題や障害、問題解決の1つのヒントが得られたのでは」と述べ、飯田署の春日利巳署長も「大変効果のある訓練だった。一層の連携体制構築強化の必要性を感じた」と話した。

 同トンネルは、県が管理するトンネルで11番目、同事務所管内では最長。平日12時間(午前8時~午後8時)までの交通量は大型車309台を含む1193台。トンネル内には同事務所に緊急事態を知らせる押しボタン式通報装置が33カ所と、110番、119番通報専用の非常用電話が8台設置されている。訓練は開通時と09年から数えて今回で5回目。訓練はこれまではトンネル坑口チェーン着脱所などで実施してきたが、各機関の要望を受け、ことし初めてトンネル内で実施した。同事務所によると、開通後全面通行止めになるような交通事故は発生していないという。

  

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