猿庫の泉の遊歩道の復旧遅れる

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[ 2010年 8月 2日 月曜日 8時18分 ]

 7月14日の集中豪雨で山の土砂と水が林道に流出した飯田市羽場の名水「猿庫の泉」で、林道から泉に至る東側の遊歩道の復旧工事が遅れている。市観光課は単独事業で実施するため補正予算を要求しているが、復旧工事は9月か10月になる見通し。これに対し、猿庫の泉保存会(小林克郎会長、230人)は「8月は5月とならんで水を求めてくる人が最も多い。早急に実施してほしい」と要望している。事業費は100万円もかからないという。

 保存会は5月から10月まで毎週日曜日と祝日に野だてを行い、希望者にお茶を出している。期間中の利用者は800人、水を求めてくる人は1万人弱に上る。平日でも40~50人が水をくみにくる。その半分が県内、4割が中京圏、1割が関東・大阪という。

 今回の集中豪雨で林道が通行止めとなった7月18、19日の野だては中止を余儀なくされたが、25日から再開している。猿庫の泉に通じる道は本道と遊歩道があり、本道は被害を受けていないため、市観光課は「水くみには問題ない」とみている。しかし、集中豪雨のつめ跡が生々しく残る遊歩道は景観がよくないうえ、危険にもかかわらず通行止めの看板やロープもなく安全面で問題が指摘されている。

 猿庫の泉は、市内で貴重な地域資源の1つで、環境庁の名水百選にも指定されている観光名所。地元では「どうせやるなら早くやった方がいい」とスピーディーな対応を望む声が上がっている。

  

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