県飯田合同庁舎で防災訓練

その他

[ 2012年 11月 16日 金曜日 9時33分 ]

 下伊那地方事務所や飯田建設事務所など飯田下伊那地域の県現地機関は15日、大規模地震の発生に備えた総合防災訓練を飯田市追手町の県飯田合同庁舎で行った。交通網や通信網の遮断、孤立集落の発生など多様な突発事態を見込み、情報収集や応急活動を進めた。今回は国の警戒宣言の発令に基づく地震災害警戒本部の設置訓練を導入。県危機管理部の担当職員も参加して連携強化を図るとともに、新たな課題を探った。

 訓練は飯田合庁内の7機関を中心に実施し、職員約50人が参加。平日の午前8時40分に静岡県西部を震源にマグニチュード9・0の地震が発生し、飯伊で最大震度6強を観測した―との想定で行った。

 発生に先立つ前日午後1時に東海地震の「警戒宣言」が首相から発令されたとの想定を皮切りに訓練を開始。県地震災害警戒本部下伊那地方部を立ち上げ、各所課で発生に備えて態勢を整備。地震発生時は訓練用の緊急地震速報を実際に流し、庁内放送で安全確認や災害対策本部への召集などを呼び掛けた。

 情報収集訓練は衛生・福祉、建築、土木など各班ごとに展開し、衛星携帯電話も用いて管内市町村の道路や家屋、ライフラインなどの被害状況を把握。県境から約70キロに位置する中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の状況確認、自衛隊派遣や食料供給の要請も盛り込んだ。

  

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