矢筈トンネルで合同火災訓練

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[ 2012年 10月 31日 水曜日 9時19分 ]

 国土交通省飯田国道事務所や飯田広域消防本部、飯田署は29日、喬木村と飯田市上村を結ぶ国道474号線・三遠南信自動車道矢筈トンネル(全長4176メートル)で合同防災訓練を実施した。トンネル内で追突事故による車両火災が発生したとの想定で、3機関や両市村の消防団から計56人が参加。非常施設の操作や放水訓練を通じて連携強化を図った。

 1994年のトンネルが開通して以来、両市村側を毎年入れ替えながら定期的に開き、18回目。ことしは同村側入口から約650メートル付近のトンネル内で、中型トラックに乗用車が追突し、乗用車のボンネット部分から白煙が上がっている―との想定で、訓練時間中はトンネルを通行禁止にして実施した。

 トンネル内に設置された押しボタン式通報装置で同事務所に通報後、非常用電話で警察と消防に状況を知らせると、駆け付けた消防が迅速な消化活動を展開した。この日はポンプ車やタンク車4台が出動し、給水栓の位置なども確認しながら煙元の発煙筒めがけて放水した。

 同事務所によると、トンネル内には押しボタン式通報装置が89ボタン、非常用電話は47台設置されている。開通以来、車両火災や全面通行止めになる大規模事故は発生していないという。花木道治事務所長は「トンネル内は一度火災が起これば大惨事に発展し兼ねない。被害を最小限に食い止めるため、連携かつ迅速な対応が求められる」とし、山田耕三消防長も「関係者間の情報共有が重要。きょうの訓練を教訓に予想される災害に迅速に対応してもらいたい」と講評した。

  

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