矢筈トンネル  3機関合同で防災訓練実施

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[ 2013年 9月 27日 金曜日 15時06分 ]

矢筈トンネル訓練 国土交通省飯田国道事務所と飯田広域消防本部、飯田署は25日、喬木村と飯田市上村を結ぶ国道474号線・三遠南信自動車道矢筈トンネル(全長4176メートル)で合同防災訓練を実施した。トンネル内での単独事故による救急搬送や放水訓練などを通じて連携のあり方を再確認した。当初、県内では初めてとなる供用中の道路上にドクターヘリを着陸させて搬送する救護訓練を予定していたが、ヘリに救急要請が入ったため訓練には参加しなかった。

 

 1994年のトンネル開通以来、定期的に開き19回目。3機関や両市村の消防団から計55人が参加した。ことしはトンネル内で乗用車が壁に衝突して出火、運転手が重傷を負って車から脱出できない―との想定で実施。午後1時にトンネルを通行禁止にする通行規制訓練から始まった。

 

 トンネル内では、後続車の男性を想定した消防隊員が非常用電話で警察と消防に状況を知らせると、駆け付けた隊員が迅速な消火活動を展開。ポンプ車や工作車など計6台が出動した他、救急車も2台出動してけが人を乗せ、トンネル出口のドクターヘリ着陸予定地点へと速やかに搬送した。

 

 同消防本部によると、同トンネルから市立病院までの救急車での搬送は約40分かかる一方、ヘリだと2~3分での到着が可能といい、救命率の向上が図られる。またドクターヘリは防災ヘリよりも小型で20メートル四方の広さが確保できれば着陸が可能という。訓練を終えた山田耕三消防長は「予想される災害に迅速に対応できるよう、関係機関との情報共有など連携を図りたい」と話した。

 

  

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