秋の全国交通安全運動期間中の22日、飯田下伊那各地で交通指導所が開設され、ドライバーらの安全運転意識の高揚が図られた。
飯田インター出入り口では、主催の県交通安全運動推進地方部をはじめ、飯田署、県警高速隊、飯伊安協、県交通指導員、県自動車販売店協会飯田支部、中日本高速道路飯田保全サービスセンターなど、関係団体から約50人が参加。販売店協会と中日本高速道路が用意した啓発物品を配布し、ドライバーに安全運転を促した。参加者から「スピードの出し過ぎに注意を」と笑顔で声を掛けられたドライバーは「気をつけます。ありがとう」と応え、気を引き締め直していた。
阿南交通安全協会が主催し、阿南町西條の国道151号線上に設けられた指導所は、同運動期間中の重点項目である「夕暮れ時と夜間の歩行中」を意識し、午後5時から開始。同協会をはじめ阿南署や同町職員など50人が参加し、チラシを配布しながら、早めのライト点灯などを呼び掛けた。
同運動では「高齢者の交通事故防止」を最重点に推進するほか、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶、生活道路における交通事故防止などを目指し、30日まで、さまざまな啓発活動が展開される。