舟下り2社が100年前の帆掛け舟復刻 天龍峡花祭りでお披露目

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[ 2016年 4月 13日 水曜日 15時50分 ]

 1月に天竜川舟下り事業や地域振興を目的とした覚書を締結した天龍ライン遊舟(半崎信弘社長)=飯田市龍江=と天竜舟下り(杉本忠社長)=同市松尾新井=の2社は、連携の第一歩と位置付けて100年ほど前まで運行していた帆掛け舟を復刻し、17日の天龍峡花祭りでお披露目する。

 1607年に初めて遠州に向かって舟下りが行われ、36年ごろから全盛期を迎えた天竜川の舟下り。下流域にダムが建設される前までは重量物資を載せた帆掛け舟が川を下り、塩いかなどの海産物を積んで飯田に戻るなど、その果たす役割は大きかった。

 今回の覚書は乗船客らへの幅広いコースの提供と満足度の向上、観光振興を目的とし、帆掛け舟の復刻を通じて舟下り事業の歴史を広くアピールしたい考えだ。

 帆の大きさは高さ約6メートル、幅約3メートルで「天龍」の文字が堂々と刻み込まれている。30年ほど前に一度復刻した帆掛け舟のものを再活用した。当日は天龍峡十勝「仙牀磐(せんじょうばん)」から天龍峡船着場まで揚げる。天候などにもよるが午後1時に出発し、2回ほどを予定しているという。

 11日に帆掛け舟の最終調整を行った両社。杉本社長と半崎社長は「舟下りの歴史と操作技術なども見てもらえるようなイベントにしたい」と語り、「今回の2社協力をきっかけに、連携を促進することができれば」と話している。

  

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