農業女子の仲間づくり 南信州で初の企画に50人

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[ 2016年 2月 25日 木曜日 13時06分 ]

 県内の若い女性農業者の仲間づくりを進めるため、昨年4月から本格スタートした県の「NAGANO農業女子」で下伊那地域のコアメンバーが自ら企画した南信農業女子会「集まれ!農業女子in南信州」が23日、飯田市りんご並木のナチュラルキッチン・テッシンで開かれた。

 南信農業女子(殿倉由起子代表)と下伊那農業改良普及センターが主催。飯田下伊那の女性農業者や農業に関心を持つ女性ら50人余りが参加。農業に関わる活動をしている人たちから話を聞いた後、農業女子が作った野菜と果物を使った料理を味わいながら交流した。

 今回のイベントを企画したコアメンバーの殿倉さんは「初めてでこんなに集まるとは思わなかったのでびっくりした。こういう機会は今までなかったので、誰に声を掛けたらいいのかわからなかった。一番の目的は、農業女子の出会いと交流。集まって話をする中でやりたいことがうまれてくればいい」と語った。

 第一部の勉強会で、南箕輪村から特別参加した女性(35)は「これからちょっと働き方を考えていきたい。追い立てられているような毎日。もう少し余裕を持って丁寧に暮らしていける仕事との付き合い方を工夫したい」。

 大学を卒業し就農1年目というUターン農業女子の女性(25)は「家族経営でリンゴ、市田柿、モモ、ブドウを作っている専業農家。リンゴの花はすぐに散るので、花付けが大変。父が作った果物の味を受け継いでいくのが目標」。

 埼玉県から8年前に夫婦でIターンしたという女性(36)は「飯田市のワーキングホリデーをきっかけに、1年ぐらいで会社をやめ、座光寺で里親制度を利用して果樹を始めた。モモ狩りが夢だったので、今は嫌というほどできる。夫婦でシードルにも力を入れている。果物と野菜のおいしさをいろんなところで伝えていけたら」。

 飯田市職員でNPO国際りんご・シードル振興会事務局を務めるポム・ド・リエゾンの女性は「ポム・ド・リエゾンとは、地元のリンゴやシードルに関する専門知識を身に付け、新たな魅力の創造や普及活動、情報発信を行う人材。当振興会の認定者数は現在、男性37人、女性27人。40代以下が65・6%」と説明。2013年3月に設立した同振興会の活動や今後の計画などを紹介した。

  

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