金融機関が防犯対策会議

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[ 2015年 11月 23日 月曜日 11時41分 ]

 飯田地区金融機関防犯協会(会長・吉江宗雄八十二銀行飯田支店執行役員支店長)は20日、年末に向けた防犯対策会議を飯田市本町の飯田信用金庫で開いた。各金融機関から47人が集まり、飯田署から犯罪情勢と対応について聞いた。

 山本邦男署長はあいさつの中で、10月に上殿岡の温泉施設駐車場で暴力団関係者の男性が射殺された事件について「容疑者は逮捕したものの、この事件は簡単には収束しない。団同士の抗争に発展する恐れは少なからずあり、警戒を強化し、100人態勢で継続捜査している」と現状を説明した。

 一方、身近な犯罪は増加傾向にあり、特殊詐欺は「被害額で昨年を下回るが、発生件数は既に昨年と同数の15件に達し、歯止めがかかっていない」と述べ、12月から始まる年末特別警戒に向けた連携強化を求めた。

 遠山鉄夫刑事課長は「犯罪の認知件数は右肩下がりだが、悪質化・巧妙化している。逮捕者は64人で昨年より5人増えている」と説明。強盗は金融機関でこそ起きていないが、民家などで2件発生しているとし、注意をうながした。

 飯伊は暴力団が絡んだ事件が多いことにも触れ、「リニア中央新幹線の工事で流れる金は団も狙っている。融資については一層コンプライアンスを働かせ、十分な調査を。照会があれば情報を出すので悪い者を入れないように」と依頼した。

 長沼秀治生活安全課長は特殊詐欺について、管内の金融機関が水際で防いだ事案は15件1900万円となり、10月現在の被害額(約1000万円)を上回ったことに感謝し、「12月はお金が動く時期。警戒心を絶やさないで」と呼び掛けた。

  

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