鈴岡公園荒らされる 芝生が深刻な被害

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[ 2015年 1月 7日 水曜日 13時12分 ]

 飯田市が管理する鈴岡城址公園(駄科)の芝生広場1500平方メートルが、乗り入れを禁止している車両で荒らされ、芝が深刻な被害を受けたことが5日、分かった。再生には時間がかかるとみられ、芝生広場はしばらく立ち入り禁止になる。飯田署はパトロールを強化する考えだ。

 芝生広場には車止めの脇から乗り入れた車両のタイヤ跡と、別の小型車両で円を描くように何度も走り回ったような跡が残り、芝は広範囲にわたって深く耕されたような状態になっている。

 土木課によると、同日午前に新年1回目の公園パトロールに訪れた臨時職員が被害に気付き、同課が通報した。雪が降った昨年29日に、芝刈り機のような車を積んだ軽トラックなどを公園内で見たという情報もあり、31日には既に荒らされていたことが分かっている。

 芝の全面張替えには高額な費用がかかるため、市が管理を委託している業者は時間をかけ、可能な限り再生する案を示した。同社では「これ以上悪くならないよう、立ち入り禁止措置を取り、まず浮き上がった根を落ち着かせる。状況にもよるが、長く使えないのでは」と話している。

 土木課は芝生広場入口をバリケードと虎ロープで封じ、警告看板を付けた。近く人の立ち入りを禁止するが、利用者への影響を最小限にするため、広場内のあずま屋は使えるようにする予定。

 関係者は「本当に非常識な行動」「芝生広場は二の丸跡として県史跡に指定されているという点からしても問題だ」と憤っている。

  

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