阿南町の国道で新たな土砂崩落発生

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[ 2012年 4月 18日 水曜日 10時27分 ]

 3月6日から通行止めが続いている阿南町の国道151号の、現在復旧作業が行われている通行止め区間内で新たな土砂崩落が14日午後3時、発生した。16日から新たな崩落箇所での支障木除去などの復旧作業も開始された。

 14日に崩落したのは、3月6日崩落箇所より南へ500メートルほどの清水橋―甘露橋間。過去に法面防災工事が行われたとみられる場所だが、法面吹き付けや防護ネットがされた場所よりも上部(約40メートル)から崩れている。経年劣化によるものかほかの要因が重なったためかは判明していない。

 新たな崩落箇所の幅は60メートルで崩落した面積や土砂の量は3月に発生したものより規模が大きい。崩落に伴い道路脇の電柱が倒れたものの、電線は切れておらず、町CATVや電気の供給に影響は出ていない。

 16日から、崩落箇所周囲の支障木除去作業が開始。17日から不安定土塊の撤去に入る予定だ。3月崩落箇所は急傾斜のため遠隔操作の重機を利用したが、今回は傾斜が緩いため人力での作業が可能だ。県飯田建設事務所は「崩落土砂の除去、安全確保、早期交通開放に向け対応しているが、交通開放の方法や時期などについては近日中に発表する」としている。

 3月発生の崩落箇所は法面へのモルタル吹き付けや金網の設置、ダンプカーでの堆積土の運搬作業などが順調に進んでおり、今週中に仮設防護策の設置作業に入る予定だ。

 同町では、昨年夏に愛知県の国道151号太和金トンネルの崩落以来、国道151号見名トンネル―清水橋間の崩落、かじかの湯の男湯地盤沈下による日帰り入浴休業、今回の新たな崩落などが続いている。

 町振興課の課長は「一連の出来事で町内の観光は非常に大きな打撃を受けている。県の迅速な対応に感謝しているが、町としては5月の連休前の復旧を願いたい」と話している。

  

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