阿南署が大震災想定し警備訓練

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[ 2013年 8月 29日 木曜日 15時33分 ]

 阿南署は28日、大規模地震対策総合警備訓練を同署と旧泰阜南小学校で行った。ことしは庁舎倒壊を想定し、初めて同小に代替警備本部を設置。災害の発生を受け、署員への情報伝達やその後の対応について再確認した。

 大規模地震対策措置法、県警察災害警備計画および署大規模災害対策対応業務継続計画に基づき、地震発生時における応急対策に迅速かつ的確に対処することが目的。午前6時半に南海トラフ巨大地震が発生し、管内においては震度6強の大規模な揺れを観測。庁舎が倒壊する被害を受けた―との想定で、同小への代替本部設置、本部への非常参集訓練を行った。

 訓練内容や時期は一部の署員にしか告げず、訓練開始と同時に同署員約30人に携帯メールで情報を配信。非常参集に該当する震度6弱を超えたため、署員らは自宅から代替本部がある同小グラウンドへ30分以内に駆け付けた。同小では無線やライトなどの必要資機材を運び込み、到着を神田庄市署長に申告。全員の到着を確認すると、神田署長が署員の服装点検を行った。

 引き続き、同署へ場所を移し、被留置人の非難誘導訓練や放水訓練、災害用装備資機材の操作訓練を実施。管内が山間部ということもあり、レスキューセットの確認やチェーンソーで丸太を切断する訓練も行った。神田署長は「非常参集では自宅から庁舎、グランドまで、通常ルートではなく道がふさがった場合を考えた別ルートで来るよう伝えた。時間内に全員が出署できて良かった」と訓練を振り返り、「いまはゲリラ豪雨などの災害も注意すべきところ。訓練を通じて地震に限らずさまざまな災害に対する危機意識を持ってもらいたい」と話した。

  

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