阿智村高齢者クラブが交通安全教室

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[ 2012年 8月 4日 土曜日 10時15分 ]

 阿智村高齢者クラブ連合会(園原峯正会長)は2日、同村の運動公園わいWai公園で高齢者を対象にした交通安全教室を開いた。参加した地域住民ら約30人は県警交通安全体験車「チャレンジ号」を使った運転診断や横断歩行トレーナーを活用した体験講習を通じて、いま現在の運転や歩行能力を再確認。事故防止へ意識の高揚を図った。

 連合会として、または各地区ごと毎年開く恒例事業で、村や飯伊交通安全協会、飯田署、県交通安全運動推進下伊那地方部も共催。午前中に運転診断を行った参加者らは、午後からの歩行診断に臨んだ。

 同トレーナーは車の走行スピードに合わせて点灯するランプを見ながら、車と歩行者の速さの違いを疑似体験できる装置。会場には110メートルの距離に10メートル間隔でランプを設置し、仮設の横断歩道を渡りながら40~60キロの車の速度を体感した。

 参加した高齢者らは車が自分から40メートル手前付近で渡り始めると間に合わないことが分かり、余裕をもって60メートル手前での横断に切り替えるなど判断力と歩行速度を確認。79歳の女性は「思っていたよりも早くランプが迫ってくる。体験して良かった」と気を引き締めた。

 昨年県内の交通事故での死亡者数は115人で半数以上が高齢者がらみ、また夜光反射材を装着していないケースが目立ったことから、参加者全員が靴のかかと部分に同反射材を付けた。園原会長は「被害者、加害者どちらになっても困る。車の速さを体験して安全に生活できるよう努めてもらいたい」と話した。

  

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