飯伊でも震度4の揺れ 東北関東で巨大地震

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[ 2011年 3月 14日 月曜日 10時30分 ]

 11日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源としたマグニチュード(M)8・8の地震が発生した。気象庁によると、関東大震災のM7・9などを上回り、国内の観測史上最大規模。宮城県栗原市では震度7を記録した。太平洋沖の広い範囲で津波が発生。12日正午現在、死者は宮城県や岩手県などを中心に1000人を超えており、さらに増えるのは確実で、行方不明者やけが人も多数出ている。飯田下伊那地域では震度4~3を観測したが、県下伊那地方事務所によると、管内で大きな被害は確認されていない。

 東北を中心に北海道から九州まで広域的に揺れを観測。震源地は宮城県の牡鹿半島の東南東130キロ付近で震源の深さは約24キロ。発生から約30分後には茨城県沖を震源地とするM7・4の地震があり、その後も国内各地で地震が相次いだ。

 下伊那地事所が11日午後8時現在でまとめた飯田下伊那の被害状況によると、水道管の破損が高森町山吹と豊丘村神稲であり、各7戸と20戸が一時断水したが、夜までに復旧。市内の三穂小学校と鼎中学校でも受水槽が一部破損し、水漏れが生じた。

 交通関係では、JR飯田線が天竜峡―七久保間で運転を見合わせていたが、11日午後5時55分に再開。信南交通バスは新宿線と横浜線の高速バスの運行を12日午前も見合わせた。同市鼎の踏み切りでJR遮断機が停止しため、市内循環線バスが迂回運転で対応した。

 停電はなかったが、震源地に近い東北や関東方面などへの電話がつながりにくくなった。発生後の市街地では屋内から避難した住民らの姿も目立った。

 同地事所は同日午後3時15分に地震対策連絡本部下伊那地方部を設置し、各課や県現地機関が所管の被害状況を把握。約2時間後に2回目の会議を開き、人的被害や家屋被害がないことが報告された。

 飯田建設事務所は午後3時すぎから、管轄する国県道や松川ダムなどの砂防えん堤のパトロールを開始。同6時20分までに点検を終え「異常なし」を確認した。

 余震警戒も含め、12、13の土日は防災担当の県職員らが常駐して情報把握や緊急対応に備えた。

  

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