飯伊地区産業安全大会開く

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[ 2012年 6月 15日 金曜日 9時17分 ]

 7月1日から7日までの期間で実施する全国安全週間を前に、飯伊地区産業安全大会が12日、飯田市上郷別府の南信州・飯田産業センターで開かれた。飯田下伊那の事業主や安全担当者など約230人が参加して、ルールを守る安全職場の実現やゼロ災害を目指すことを誓い合った。

 「人命尊重」を基本理念に、産業界における自主的な労働災害防止活動の推進と、一般の安全意識高揚などを目的に実施される全国安全週間。85回目を迎えたことしも各事業所などが安全活動を展開する。

 2011年度飯田署管内における労働災害発生件数は、死亡者数が前年比3人減少の2人(建設業)、休業4日以上の死傷者数は同比28人減の136人だった。特徴として、製造業は前年比9人、建設業で同比8人、運輸貨物業で同比7人、林業で同比7人がいずれも減少したが、その他の業種で同比3人増となった。災害状況では、墜落・転落災害や転倒、挟まれ・巻き込まれといった従来型の災害が占める割合が依然として大きかった。

 こうした状況を受け、安全週間および準備期間中には経営トップから従業員までが今後の安全の進め方について意思統一を図るほか、注意喚起の「見える化」や分かりやすく全員で取り組みやすい安全活動の募集・発表などを通じて安全活動の着実な実行を図る。

 大会冒頭、小林諭史会長は「厳しい経済情勢だが、安全の確保は続けなければならない。大会を通して労災事故防止の認識を深めてもらいたい」と述べ、飯田労働基準監督署の若林茂樹署長も「今年度に入り死亡災害になる恐れがあった災害は何件か発生している。運の悪い死亡災害はない。日ごろの管理への取り組む姿勢が運を呼び込む」としてさらなる注意を呼び掛けた。

 この日は安全表彰や特別講演会も実施。危機管理士で日本自治体危機管理学会員、飯田市危機管理・交通安全対策室の後藤武志防災係長が「命を守る!必ず来る三連動地震に備えて」の演題で講話した。

  

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