上空に強い寒気が入り込んだ9日、飯田下伊那地域でも初雪が舞った。長野地方気象台によると、今後1週間は降雪の可能性は低いという。
飯田地域では午前7時4分にこの日最低の1・0度を、阿智村浪合は8時59分に氷点下2・0度を観測。冬の到来を印象付ける寒い1日となった。
雪は朝早くから降り、市内でも伊賀良や上久堅などの山沿いで積雪を観測した。
飯田の初雪の平年日は12月2日。初雪は昨年と同日で平年より7日遅く、初積雪は平年より9日早かった。
高森町吉田で観測している南信州広域連合は同日午前に初雪、初積雪を観測したと発表。同地点の積雪量は2センチだった。
飯田市のシンボルの風越山も平年より10日、昨年より5日遅く初冠雪した。
長野地方気象台によると、南部ではこの先1週間にわたり、降雪がある可能性は低いという。
飯田の観測所ではこの日、積雪は観測していない。