飯伊地域で5件の火災、1人死亡

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[ 2017年 3月 21日 火曜日 16時56分 ]

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 飯田下伊那地域では18―20日も5件の火災が発生し、阿智村伍和で男性1人が死亡した。17日も含めると4日間で発生した火災は7件、3月中は12件。屋外での火の取り扱いを原因とする火災が相次いでいることから、飯田広域消防本部が注意を呼び掛けている。

 伍和の火災は18日午後0時12分ごろに田んぼののり面から出火し、下草約350平方メートルを焼き、火に巻かれた男性1人の死亡が確認された。

 19日午前11時50分ごろには高森町山吹上平地区の空き地から出火し、下草290・4平方メートルを焼いた。線香に火を付けるためのたきつけの火が原因とみられる。

 同日午後4時ごろ、松川町上片桐で発生した火災は、庭の枯れ草と立木約9・5平方メートルを焼いた。

 20日は午後2時45分ごろ、平谷村の信州平谷温泉が管理する土地から出火し、下草約360平方メートルを焼いた。周辺に火の手がなかったことから、署は自然発火の可能性も含めて原因を調べている。

 同日午後3時45分ごろには「飯田市松尾代田の畑から火が出ている」と近くの男性が119番通報した。畑の下草と枯れ木約870平方メートルと電柱支線のプラスチック製カバー1個を焼損した。畑で刈り払った木の枝を燃やしていた火が燃え広がったものとみられる。

 飯田市と松川町、高森町、平谷村で発生した火災のけが人はなかった。

 消防は3月中の12件のうち、少なくとも10件が屋外での火の取り扱いを原因とするものとみている。

 1月からの計は16件。状況別では「風にあおられて燃え広がった」が8件、「消火不十分」が2件、「燃え広がりやすい場所」が3件、「その場を離れた」が3件。時間帯は午後に多く、消火の準備をしていないケースが半数以上を占めているという。

 山口健治予防課長はこれまでの発生状況を踏まえ、風や乾燥への注意や適切な準備と消火を求め、「小さな火でも大きな火災となる危険があることを認識して」と呼び掛けている。

  

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