しっかりした雪雲に覆われた18、19日、飯田下伊那地域でも断続的な降雪があり、飯田の市街地などでも2―3センチの積雪があった。
飯田の市街地では、18日昼から降雪があり、同日夕方からうっすらと雪が積もりはじめた。夜遅くには2―3センチほどになり、19日の午前のうちに溶けた。同日正午現在は再び降雪がはじまり、中央自動車道では多治見―諏訪南間でチェーン規制が敷かれている。
はじめての本格的な雪とあって、慎重に運転するドライバーが多く、幹線道では各地で小さな渋滞が発生。ガソリンスタンドにはタイヤ交換を求める人が殺到した。
一方、子どもたちはおおはしゃぎ。待ってましたとばかり、雪だるまづくりや雪合戦を楽しむ姿が各所で見られた。
同市大瀬木の丸本洋子さん(9)=伊賀良小学校3年=は、近所の友だちと4つの雪だるまをつくった。「すごい楽しい。いっぱい雪だるまをつくりたい」と笑顔で話した。
長野地方気象台によると、飯田の観測点では積雪は観測されなかった。降雪は20日まで続くとみられ、山間地などの多いところでは最大3センチほどの積雪になるという。