飯田で子ヤギ市場を開催、口蹄疫の影響で1カ月遅く

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[ 2010年 7月 30日 金曜日 15時42分 ]

 JAみなみ信州と同畜産協議会、JA全農長野県本部は29日、飯田市大瀬木の三尋石集畜場で61回目の「下伊那子山羊(ヤギ)市場」を開き、共進会と競り市を行った。口蹄疫の影響で例年より1カ月遅らせ、防疫を徹底して開催。飯田下伊那地域の飼育農家が、ことしの春先に生まれた自慢の子ヤギ50頭を出品した。

 1949年に始まり、今回で61回目。愛知県や群馬県でも開かれているが、出場頭数が多いことから、毎年、県内外各地から多くの購買者が集まっている。

 午前中に審査会と表彰式、午後から競り市場を行った。

 共進会では、飯田家畜衛生所、下伊那地方事務所、農業改良普及センター、日本緬羊協会、全農長野の各代表者が審査員を務め、一列に並んだ子ヤギたちの体型や顔、蹄の形、毛並みなどを審査。雌雄2部門で特別優秀・優秀・優良の各賞を決めた。

 口蹄疫の発生を受け、会場の入り口では進入車両に対して消毒を実施。会場内も厩舎の両入り口に防疫用のシートを敷いた。宮崎県の関係者は参加しなかった。

 口蹄疫の広がりしだいで中止も検討していたというJAみなみ信州の久保田勝洋畜産課長は「宮崎県の非常事態宣言が解除され、良かった」と安堵の表情。時期を遅らせたため、子ヤギが例年より日齢を重ねて成長しているが、「大きな影響はないものと見ている」と話していた。

 飯田下伊那地域のヤギ飼育農家はここ10年間で半減し、現在は約50戸。純粋ザーネン種を飼育し、市場から高い評価を受けている。

 

  

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