飯田保健所が花粉飛散予測を発表

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[ 2012年 1月 27日 金曜日 16時52分 ]

 県飯田保健所は27日、飯田下伊那地域の今春の花粉飛散予測を発表した。スギ・ヒノキの飛散量は、予測を開始して以降4番目に多かった昨年と比べて「少ない」、例年比でも「やや少ない」と予測。同所は「昨年に非常に多かった影響で着花状況が少なくなったのでは」とみている。スギ花粉の飛散開始時期は例年よりやや遅めの「2月27日前後」を見込んだ。

 今季(1月4―5月31日)のスギ・ヒノキの飛散量を1平方センチあたり2237・6個(スギ1678・0個、ヒノキ559・6個)と予測。これは例年(過去10年間平均)の3275・0個の約68%、昨年の6631・1個の約34%にあたる。

 同所は1993年から花粉飛散量の調査を、96年からスギ(雄花)の花芽の着花状況調査を毎年行い、99年からは飛散予測を発表している。

 予測式に必要な今季の着花状況調査は、昨年12月に飯伊11市町村18地点のスギ計528本で実施。結果▽0(着花なし)▽1(木の一部にまだらに着花)▽2(一部に密に着花)―など5段階基準の平均着花度は0・94で、前年の2・23、例年の1・50を下回った。

 同所は「昨年の夏は高温が続き、雄花の成長にとっては有利な気象条件だったものの、昨春に非常に多く花粉を飛ばしたことで木の体力が落ちたため、着花が少なくなったのではないか」と考察している。

 一方、花粉飛散時期は昨年11月以降の気象状況を含む各種条件を予測式に当てはめたところ「2月27日」と算出。今後の気象予報も踏まえ「27日前後」と予測した。昨年や例年の「2月22日」よりも遅くなる見通しだが、同所は「今後に寒い日が続けばさらに遅くなり、温かければ早まる可能性がある」としている。

 27日に飯田市追手町の県飯田合同庁舎で会見した同所健康づくり支援課の下平和則課長は「飛散量は昨年より少なく、例年より、やや少なくなると思われるが、花粉症の人は医療機関や薬局に相談するなど早めの予防対策を行ってほしい」と話した。

 同所は2月1日から4月末まで、飯伊の花粉飛散情報を発表し、ホームページにも掲載する。飯田保健所が入る飯田合庁の屋上にある花粉捕集器では27日午前までに、今季のスギ・ヒノキ花粉は観測されていない。

  

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