強い冬型の気圧配置が続いている影響で、飯田地域では31日、朝の最低気温が氷点下9・7度まで下がり、ことし1番の冷え込みとなった。
長野地方気象台によると、朝午前7時4分に観測したこの日の最低気温は、8日に観測した氷点下8・3度を1・4度下回り、今冬最低となった。
1月では局地的な低さではないものの、1年でもっとも寒いこの時期の記録の中でもかなり低いという。
日中は午後1時までに最高気温が1度を上回り、真冬日にはならなかった。
市内各地では朝の通勤時間に路面が結氷し、各地で小さな渋滞が発生。昼頃までには幹線道などで融解が進み、安定を取り戻している。
一方、まとまった降雪もあったことから、子どもたちはおおはしゃぎだった。
気象台によると、1日も朝の気温が低くなる見通しだが、日中は4度ぐらいまで上昇するという。また、その後1週間は気温が平年並か高めに推移すると予想している。