飯田市、一斉にシェイクアウト訓練 地震発生「身を守れ」

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[ 2016年 9月 1日 木曜日 16時26分 ]

机の下で身の安全を確保する生徒たち(高陵中で)

 「防災の日」の1日、飯田市の多くの保育園や幼稚園、小中学校で、地震発生時に体を丸めて身の安全を守る「シェイクアウト訓練」が行われた。同日前後を含め、市内の全43園と全28校を対象に実施。4日の市総合防災訓練でも全市一斉に試みる。

 市のシェイクアウト訓練は2013年度に始め、14度から市内のすべての園や小中学校で取り組む。ことしは関東大震災の発生日時と同じ1日午前11時58分を「統一訓練日時」に設定。訓練用の緊急地震速報を29園と20校に流し、園児や児童生徒、教職員約1万人が参加した。

 同市上郷黒田の高陵中学校(牧原雅校長、生徒数508人)では、授業中の生徒たちが抜き打ちの訓練に臨んだ。1学年の教室の生徒たちは「震度5強、20秒後」の音声が流れると同時に、机の下に潜り、頭や体を守った。

 終了後に1年の男子生徒の一人(13)は「実際に地震が起きた時、どう動けばよいかの確認ができた。発生時は、すぐに身を守る体勢をとれるようにしたい」、女子生徒の一人(12)も「突然で驚いたが、集中して対応できた。地震はいつどこで起きるか分からないので、ガラス窓から離れるなど状況に応じた行動ができるようにしたい」と話した。

 河西哲也教頭は生徒たちの迅速で落ち着いた行動に「小学校の時から取り組んでいる成果が見てとれた。一人一人の意識や行動力を高めていくことで、集団によるパニックも回避できる」と指摘し、訓練を重ねる大切さを強調していた。

 4日の市の防災訓練では全市民を対象に、震度6強と震度7の想定で朝の2回、訓練用緊急地震速報を流す。市危機管理室は「速報時の状況に応じて、それぞれが身の安全を確保する行動をとってほしい」としてシェイクアウト訓練の実践を呼び掛けている。

  

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