飯田市内1121世帯に避難勧告

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[ 2018年 7月 6日 金曜日 15時55分 ]

土砂が流れた大鹿村の国道152号

 本州付近に停滞する活発化した前線の影響で、飯田下伊那地域は6日も広い範囲で強い雨が降り続き、正午現在、飯田市内の1121世帯3343人に避難勧告が出されている。道路に土砂が流れるなどの被害が発生しているが、県南信州地域振興局によると、同現在までにけが人の報告はない。

 長野地方気象台によると、降り始めからの雨量は阿智村浪合が333・0ミリ、飯田市南信濃が302・5ミリなど。広い範囲で200ミリを超えており、同現在も飯田市全域、松川、高森、阿南町、天龍、喬木、豊丘、大鹿村に土砂災害警戒情報を出して土砂災害への厳重な注意を呼び掛けている。

 避難勧告が出ているのは飯田市上村・南信濃の183世帯392人、松尾清水の13世帯41人、同市内の他の土砂災害特別警戒区域に居住する925世帯2910人。松川、高森町、喬木、大鹿、天龍村全域に避難準備情報が出ている。

 振興局によると、同現在までに公民館や集会所など15カ所に避難所が設置され、少なくとも73人が避難した。

 天龍村平岡では、崩れた石積みが民家1棟の壁に当たり、破損する被害があった。

 大鹿村鹿塩で発生した土砂流出で全面通行止めになっている国道152号など、主要道では5路線で崩落や落石が発生。午前11時現在、雨量による事前規制も含めて15路線が全面通行止めになっている。

 中央自動車道は中津川―駒ケ根インター間の上下線が通行止め。JR飯田線も飯伊の区間では始発から運転を見合わせている。

 7日にかけても1時間に30ミリ以上の激しい雨が降る恐れがあり、7日正午まで24時間の雨量は南部の多いところで250ミリとなる見込み。8日も大雨となる可能性があるという。

 気象台は土砂災害や河川の増水、氾濫、低地の浸水などに注意するよう呼び掛けている。

(写真は土砂流出した大鹿村の国道152号)

  

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