飯田署が大地震想定し災害警備訓練

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[ 2013年 9月 5日 木曜日 9時35分 ]

 飯田署は4日、南海トラフ地震など大きな被害を被る可能性の高い大地震を想定した災害警備訓練を本署で実施した。現地警備本部と災害相談所の役割を果たすエアーテントの設営や、今回初めて庁舎3階から避難する緩降機(スローダン)訓練を行うなど有事の際の対応を確認した。

 午前6時、南海トラフを震源とする巨大地震が発生し同署管内は震度6強を観測。警察庁舎に倒壊の恐れがあり、停電も発生―との想定で、全署員の携帯電話に一斉メールを配信、駐在所を含む署員約110人が駆け付けた。

 訓練会場となった駐車場では、使えなくなった庁舎の替わりに本部となる大型のエアーテントを10分ほどで設営すると、倒木や鉄材を切って撤去するためのチェーンソー、エンジンカッターの操作方法を実践方式で説明。発電発動機を稼働させて信号機に電力を供給する応急電源の確保や留置人の避難訓練も行った。

 またことしは、使用者の自重で自動的に降下できるスローダン訓練を実施。遠心力ブレーキを作動させて降下速度を制御することで使用者の体重に応じた等速度で降りることができ、約10メートルの高さにあたる庁舎3階窓から同署員3人が実際に降下した。

 須江和幸署長は「実際の災害現場では道路が寸断し、自分が指揮官になることもある。情報を頭に入れ、自分の力として蓄え的確な対応をしてもらいたい」と呼び掛けた。訓練の中心役となった警備課の課長は「いろんな場面に出くわすことが考えられ、全署員がさまざまな対応に慣れてもらいたい。自分の足元を固める意識付けになれば」と話した。

  

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