高校同窓会名簿を使用した振り込め詐欺多発を受け対策会議開く

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[ 2009年 12月 19日 土曜日 8時41分 ]

 高校の同窓会名簿を使ったとみられる振り込め詐欺が県内で多発していることを受けて、飯田地区防犯協会連合会と飯田署は17日、「振り込め詐欺防止対策会議」を同署で開いた。同署管内の8校から7人の同窓会担当者が出席し、事件の発生状況を確認するとともに、被害に遭わないための対策を考えた。

 県警によると、9月から12月初めまでに、東北信の岩村田高校や飯山北高校、中信の松本深志高校の同窓会名簿を使用したとみられる振り込め詐欺(オレオレ詐欺)の情報が計145件寄せられ、6件約1500万円の被害の届け出があった。

 東北信から中南信へと発生地域が南下しつつあり、飯田下伊那地域にも広がる恐れがあることから、対策会議を初めて実施。飯伊ではこれらの事例と類似した被害の届け出はないが、振り込め詐欺とみられる相談はあり、同署では警戒を強めている。

 対策会議では、県内で発生した事件の概要を説明し「インフルエンザにかかった」「携帯を落として番号が変わった」などの手口を警察官が紹介。▽ホームページや同窓会報を通じて会員に注意を呼び掛ける▽関係者の連絡を密にする―などが有効とし、被害防止を呼び掛けた。

 飯田署では「誰しも自分は大丈夫と思っているが、実際に複数社で同窓会名簿が売買されている」と強調し「被害の届け出はないものの、管内でも電話が掛かってきているかもしれない。不審な電話があったら相談して」と注意を呼び掛けている。

 同署によると、同署管内で1月から11月までに発生した振り込め詐欺の被害は計7件で、うち6件が融資保証金詐欺(いわゆる貸します詐欺)。7件の被害総額は約360万円に上る。

 振り込め詐欺についての相談は、振り込め詐欺撲滅ホットライン(電話026・235・2530)または最寄りの警察署へ。

  

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