高森消防署が廃車両使い人命救助訓練

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[ 2012年 7月 19日 木曜日 15時32分 ]

 飯田広域消防本部の高森消防署は17日、豊丘村河野の自動車修理会社駐車場で、4月に配備された最新の救助資機材などを使った人命救助訓練を行った。交通事故で車内に人が閉じ込められた場合を想定し、廃車両を解体するなど実践に即した訓練を展開した。

 近年の車両構造は、1993年の法改正を受け、衝突などで車体にかかる衝撃を車体全体に拡散して乗員や歩行者への衝撃を和らげる一方、室内は生存空間を確保するため、強固で変形し難い構造となっている。そのため交通事故車両からの救出は、複雑かつ困難が予想されており、今回の訓練は、要救助者の容体を悪化させることなく迅速な消防活動を行う目的で実施した。

 訓練は、事故により車の中から出られなくなった乗員を救出する内容で、油圧式の工具やガラスカッターのほか、新たに配備されたばかりの小型電動のこぎり「レシプロソー」と小型電動ハンマードリルの性能や用途を確認。廃車両のドアやフロントガラスを切断してめくり上げ、車の上部から助け出す内容で、同署員16人が迅速かつ的確な判断で資機材を使い分けた。

 同署では最新機材について「充電電池のため、狭く細かいところにも持ち運びができ、実践で活用できる」と話していた。

  

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