鼎小6児童らハチに襲われる、遠足で風越山登山中に

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[ 2010年 10月 4日 月曜日 15時47分 ]

 1日午後1時半ごろ、遠足で風越山を登っていた、飯田市立鼎小学校(柳澤竜太郎校長)の6年生児童と教諭ら4人が、山頂付近でハチに刺され、ヘリで市内の病院に搬送された。いずれも軽症で、現在経過観察を行っている。

 同校6年生4クラス130人と引率教諭7人は遠足として風越山に登った。正午ごろ山頂に到達し、昼食後、午後1時に下山を開始。1組からクラスごとに下り、白山社奥宮へ至る途中、同1時半ごろに2組の児童2人(男女1人ずつ)がハチに襲われ、男性教諭(47)がハチ用撃退スプレーを使って追い払おうとしたところ同様に刺された。またこの日、同神社で行われていた祭事に参加していた氏子の男性(63)も襲われ、児童らとともに搬送された。

 児童らを襲ったのはキイロスズメバチ(アカバチ)。児童2人は頭やまぶた、腕など3、4カ所を、大人2人は全身複数カ所を刺された。3時10分に救助ヘリが到着し、初めに大人を搬送。続いて児童らが運ばれた。児童は点滴を受けて保護者と帰宅。大人は診察のみで特に異常は見られなかった。

 当時、発生地点を過ぎていた児童ら49人と教諭3人はそのまま下山し、滝ノ沢団地登山口へ。その地点より後方にいた子どもら79人と教諭3人は、白山社の氏子の案内を受けながら猿庫の泉へ至るルートで山を下りた。

 神事で現場に居合わせ、消防に通報したという北原忠志さん=同市丸山町=は当時の状況を「先生たちの指導のもと、児童らは落ち着いて行動していた」と振り返った。

 同山への登山は同校で毎年行われている恒例の行事。遠足に先がけて教諭5人が9月に下見を行った際、ハチの存在は確認できなかったという。市教育委員会の伊澤宏爾教育長と小林正春次長は会見を開き、「全員無事でよかった。慎重に準備を行い、事前学習でも登山の際の注意確認をしている。今後も学校行事として続けていきたい」と話した。

 市教委によると、近年ハチによる事故が扱われた事例はない。これから同山登山を計画している学校では「状況を判断して決めたい」とした。今月行われる風越登山マラソンに関しては、あらためてルートを確認する予定。

  

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