18歳投票率100%目指し初会合、飯伊高校生ら立ち上がる

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[ 2016年 4月 26日 火曜日 13時46分 ]

18歳投票率100計画 選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられ、今夏の参院選から適用される予定を受け、飯田下伊那地域の高校生たちが23日、地元の18歳の投票率100%を目指すプロジェクト「飯田下伊那100計画」の実行委員会を発足させた。初回会合には飯田市内の3高校から2、3年生18人が参加。今後に啓発ポスターや「選挙だより」を作成するなどし、投票行動への気運を高めていくことを決めた。引き続き、活動の輪を飯伊の各高校で広げていく。

 

 発起人は飯田高3年の男子生徒(17)。3月末に東京都内であった「高校生未来会議」に参加した際に「若者の投票率が低ければ、政治に声が届きにくい。日本の経済、生活は苦しくなるばかり」と危機感を募らせ、中学時代の友人らにプロジェクトへの参加を呼び掛けた。

 

 市内で開いた初会合で男子生徒は「選挙権が18歳に引き下げられる一発目の選挙は注目度が高い」と指摘。啓発活動を通じて▽投票率が高まる▽飯伊に注目が集まる▽若者向けの施策が増える▽若者が住みやすいまちになる―との好循環を展望し「100%は途方もない数字と思われがちだが、地域の人口や生徒会の選挙を見れば不可能ではない」と語気を強めた。

 

 まずは「選挙の堅苦しさを取り払おう」と、高校生の感性を刺激するような啓発ポスターを募り、5~10種類を作る。投票行動の大切さなどを呼び掛ける「選挙だより」は5月から毎月の発行を予定し、各校へ配布する。6月には中高生を対象にしたイベントも見込む。

 

 飯田風越高2年の女子生徒(16)は「元々は選挙や政治に興味はなかったけれど、将来の生活や子孫のことを考えたら『今からできる行動をせねば』と思うようになった」。同年の女子生徒(同)は「国籍と選挙権との関係も今回の呼び掛けをきっかけに学ぶことができた。都会と比べ、飯田は地域のつながりが強い。若者の存在感を発信できれば」と語った。

 

 今月に選挙権を得た飯田高3年の生徒(18)は「これまでは、こんな選挙があり、誰が当選したかを知る程度だったが、今後は政策などにも関心を寄せたい。候補者の意見を聞き、自分の生活にとって良いのかどうかをしっかり考えて投票したい」と参院選を見据えていた。

 

  

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