「かなり抑制効果あった」、昨年に続いて不法投棄監視カメラ設置

政治・行政

[ 2010年 10月 7日 木曜日 15時57分 ]

 飯田市は6日、県道駄科大瀬木線に不法投棄監視通報システムを2カ所設置した。昨年7月から9月まで同じ場所に初めて設置したところ、効果が認められたため、ことしも環境省中部地方環境事務所(名古屋市中区)の募集に応募し設置が決まった。設置期間は3カ月。固定型の赤外線カメラで24時間監視する。

 同システム設置は2006年度から東海北陸で設置を希望する自治体を募集して行っている。今年度は応募のあった20の自治体に5台の監視カメラを3カ月ごと4サイクルで設置する。長野県内では塩尻市と山ノ内町で設置を終了。豊丘村に5日、飯田市と泰阜村に6日設置したほか、伊那市に来月設置する。バッテリーとSDカードを週1回交換する。

 市環境課によると、昨年初めて監視カメラを設置したところ、3カ月間に不法投棄を6回・計2・3キロ把握した。設置前は5日間で3回・計1・4キロ、カメラ撤去後は5カ月間で4回・計20・6キロの不法投棄があった。時期や期間は異なるが、設置期間中に不法投棄を抑制する効果があったとみている。

 設置に立ち会った駄科区の中村金次郎副区長は「かなり効果があったので、ことしもまた設置をお願いした。大井川(伊賀良井)沿いの道路や鈴岡公園で大人が昼飯を食べて川へペットボトルや缶、弁当の空箱などを捨てていく。子どもではない」と強調した。設置業者によると、1週間で3件検挙した自治体もあり、長野市でも昨年検挙している。

 飯田市の昨年度の不法投棄件数は247件(前年度246件)常習場所は20カ所(同86カ所)個数は1116個(同1530個)に上った。件数そのものは減っていないが、特定の場所に集中する傾向がみられ、個数は減少した。最も多かったのは家庭ごみで732個、次いで缶・ビン227個、タイヤ96個(本)、テレビ19個(台)、自転車15個(台)など。月別では2月が41件と最も多く、次いで1月27件、4月23件、5月22件、10月20件などとなっている。

 

  

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