「シャルルヴィル・メジェール通り」命名式 飯田市が友好都市30周年記念し

政治・行政

[ 2018年 8月 10日 金曜日 15時30分 ]

両市長の除幕で看板がお目見えする

 飯田市は9日、「人形劇のまち」でつながるフランスのシャルルヴィル・メジェール市との友好都市提携30周年記念事業を市内各地で開いた。ボリス・ラビニョン市長夫妻を迎えての「シャルルヴィル・メジェール通り」の命名式や植樹式、記念式典などがあり、国境や世代を超えたさらなる絆の深まりとともに、産業や青少年育成など多様な分野での交流促進を願った。

 飯田市龍江の天竜川沿いの市道「天龍峡八重桜街道」が「シャルルヴィル・メジェール通り」と命名されたことを記念した式典は、同街道の今田平農村広場前で開いた。

 命名は、シャルル市が2011年に市内の街路を「飯田通り」と名づけたことに対する答礼。今田人形を通じて同市と交流を持っていた龍江地区からの立候補があり、同街道への命名を決めた。

 式典では、多くの地域住民が見守る中、牧野光朗市長とラビニョン市長が日本語とフランス語で通りの名が記載された看板を除幕。併せて龍江保育園の園児と龍江小学校の児童たちが色とりどりの風船を青空に舞い上がらせ、命名を祝った。

 牧野市長は「ラビニョン市長からは子どもたちの交流を活発化したいとの提案をいただいた。両市が一緒になって考えていきたい」とあいさつ。ラビニョン市長は「市長同士が次の世代に友好をつないでいくことを求められている。人形劇を中心とした文化だけでなく、さまざまな方向で交流を深めていくことが可能だ」と話し、拍手が送られると「ありがとうございます」と日本語で応えた。

地元児童らも歓迎

 式典終了後、今田平人形の館に場所を移し、ラビニョン市長夫妻と地区民との交流会を開いた。

 龍江小5、6年生37人が「ふるさとのたからもの」(6年生作詞)を合唱して市長夫妻を歓迎。児童会長(12)が「フランスの子どもたちと仲良くなりたい」と、手紙と龍江地区を紹介するパンフレットをラビニョン市長に手渡した。

 交流会では、4月に行われた同通りでの桜祭りの様子を上映。同地区在住の陶芸家で「尾林焼」6代目の水野雅史さん(52)が「カフェオレボールとして使ってくれれば」と制作した青釉の茶碗をプレゼントした。

  

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