「来年度予算案に意見を」阿智で村政懇談会始まる

政治・行政

[ 2010年 2月 25日 木曜日 8時20分 ]

 阿智村の村政懇談会が23日夜、駒場と智里西から始まった。「安心して住み続けられる村」を目指し、福祉施策と農業振興を基本に健康と環境、教育、観光を重視した来年度の施策と予算の素案について説明し、住民の意見や提案を聞いた。

 来年度の当初予算は本年度の53億400万円を1億数千万円下回る見通し。住民から昨秋聞いた要望を踏まえて予算化した新規事業案、拡充事業案を中心に説明した。

 岡庭一雄村長は「予算の素案を議会3月定例会前に住民に示すのは、皆さんの要望を反映するのが当然という考えに基づいている」と意図を説明。当面する問題として「人口減少と集落崩壊の防止」「農林業振興を中心した新たな産業構造への転換」「地域力の強化と担い手育成の仕組みづくり」を挙げた。

 その上で「自分の子が村に住まないなら別の人に住んでもらうよう努力したり、集落ごとに現状を把握し、どうすれば維持できるか真剣に考えねば」と意識改革をうながしたほか、農業の第6次産業化や積極的な観光施策に対する理解と協力を求めた。

 駒場地区では、自治会役員の手当てを充実させるため拡充する方針の自治会活動支援金や、昼神温泉エリアサポート(昼神温泉観光局)が中心になって進める「誘客特別対策事業」、東山道園原ビジターセンター「はゝき木館」の利用状況などに関する質問や意見が聞かれた。

 村費の1億円を投入し、本年度末までの3年計画で展開中の誘客特別事業について住民は「過去3年間を検証し、継続するなら内容をさらに充実させて」、はゝき木館に対しては「集客能力を高めて」と要望した。

 ほかに「住民による駒場の街並みガイドを続ける上で、昼神温泉郷との連携と道の駅が必要」との提案もあった。

 村長は「昼神は税収の3分の1弱を占めており、主要産業として維持するには公費をかけて告知せざるを得ないのが現状」「園原を案内する施設は質の高い村として必要で、独立採算はもともと考えていない。村の文化レベルを上げるため、ぜひ議論して」と回答。

 自治会については、役員を安定的に確保する上で報酬を見直す必要があるとし「現状はその段階にないが、いずれは役員を公選制で選んで。村の予算を編成する権限を自治会に渡したいとも思っている」と将来構想も語り、引き続き具体的な提案をするよう求めた。

 懇談会は3月1日まで村内全8自治会で行われる。

  

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