「若者の関心高めたい」 阿智で新村長の政見を聴く会

政治・行政

[ 2014年 1月 30日 木曜日 9時41分 ]

 阿智村の高齢者クラブや婦人会などでつくる実行委員会は28日夜、「新村長の政見を聴く会」を村中央公民館ホールで開いた。100人超が集まり、12日に初登庁する熊谷秀樹さん(45)から4つの基本政策と意気込みを聞いた。

 熊谷さんは政策を語った上で「岡庭村政はこれらを網羅していたといえるが、時代は常に動いている。若い世代が村政に関心を持ち、意見を出し合えるようにし、世代間交流も盛んにする必要がある」と、これまで村政に関心がなかった層、特に若年層の参政を村ぐるみで後押しする必要性を強調した。

 岡庭村政が掲げた「住民主体の村づくり」については「意見を出せば村が動いてくれる進んだ村づくりが大好きだった。検証した上で計画を立てて、広がりを持たせながら継承・発展させたい」と抱負を語った。

 産業振興と観光立村については、6次産業の確立を語る中で「道の駅構想」に触れ、「智里西のハナモモ、撮影スポットの伍和などを新拠点となる道の駅で結べば、地域循環が促進される」と説明。「働く場も産業を興しながら作りたい」とした。

 村で生まれた子どもたちが戻れる地域づくりについては、リニア・三遠南信時代を見据え、郷土に対する誇りも育むことになる観光教育の導入、阿智高校を含めた外国語授業の強化を提案。U・Iターン施策は農業、観光の強化と連動させると説いた。

 安心・安全の村づくりは、危機管理体制の重要性を強調し、高齢者の体験を若い世代に伝える災害誌を作るとし、高齢化対策として既存の建物などを利用した「コンパクトな福祉施設」を検討したいと語った。

 最後に「対話を重視しながら、ワクワクできるような村づくりをする」と述べ、司会者が「受け付けない」とした質問、意見も「参考にしたい」として来場者に発言を求めた。

 駒場在住の63歳男性は「今までは集会などに30―50代が出てこないので、60代の自分たちが若手のような存在だった。村長が若返るのを機に、同世代を中心とした若者を引っ張ってもらえたら」と話していた。

  

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