「飯伊にセンター試験会場を」広域連合が陳情書

政治・行政

[ 2015年 9月 15日 火曜日 12時17分 ]

9.12県議と広域連合意見交換 飯田下伊那14市町村で構成する南信州広域連合は11日、14市町村長らと飯田市区・下伊那郡区選出の5県議との意見交換会を市内で開いた。飯伊地域への大学入試センター試験会場の新設に向けた活動の一環として、県議会議長宛てに支援を求める陳情書を地元県議に託した。

 

 陳情書は同広域連合、同広域連合議会、下伊那高等学校長会の連名。飯伊地域から試験会場までの移動距離が長く、心身に負担を抱えて受験している状況を指摘し「負担軽減と利便性の改善を図り、他地域在住者との公平性を確保するため、飯伊地域に新たに試験会場を開設できるよう支援していただきたい」とした。

 

 同広域連合などは6月下旬、県教育委員会に飯伊会場の設置を要望。県内の試験会場を取りまとめる信州大(本部・松本市)や県教委などは今月中にもワーキンググループ(WG)を組織し、要望内容の検討を始める方針。

 

  *   *

 

 11日の飯伊首長らと地元選出県議5人との意見交換会では、旧飯田工業高校(同市座光寺)の活用に関連し、産業振興や学術研究機能の集積を図る「知の拠点」構想や南信地域広域道路ネットワーク計画を主な話題とした。

 

 南信州広域連合や市などが掲げる「知の拠点」構想は、リニア中央新幹線の開業時代を見据え、南信州・飯田産業センター(同市上郷別府)と関連施設・機能の移転、信州大学航空機システム共同研究講座の開設と将来的な信大南信州キャンパス化などが柱。県議からは5月時の意見交換会と同じく「早急に具体的な計画を示してほしい」など構想の進展を求める声が目立った。

 

 「地域間競争が始まっており、交流人口の増加に結び付く大きなプロジェクトにするためには、県など(関係者間)の計画をかみ合わせていかねばならない」「航空機分野だけでなく、医療技術も日進月歩。幅広く地域振興に寄与する分野を取り入れてみてはどうか」といった意見や提案があった。

 

 一方、旧飯田工高の活用や飯伊地域への南信運転免許センター(仮称)の設置を巡る過去の経緯を引き合いに、建設的な議論の場からかけ離れる場面もあった。1時間足らずの時間設定は短すぎるとして、あらためて意見交換の機会を持つ意向を確認した。

 

  

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