フランスで「人形の友 友好都市国際協」第1回総会

政治・行政

[ 2011年 10月 3日 月曜日 15時20分 ]

 「人形の友 友好都市国際協会(AVIAMA)」第1回総会は9月23―25日、フランスのシャルルヴィル=メジエール市で開かれ、役員選出や今後の活動などについて協議が行われた。総会に出席した飯田市の佐藤健副市長は30日に市役所で会見を開き、協議内容を報告。また23日、同市内に設けられた「飯田通り(Rue de Iida)」の命名式典が行われた際の様子を伝えた。

 AVIAMA総会には、加盟予定都市を含む13カ国18都市のうち17都市が参加。今回、理事として飯田市を含む6都市を選出。また牧野光朗飯田市長が執行部会計に選ばれた。任期は6年とし、2年おきに3分の1を改選する。

 年会費は国際的協会における標準的方式にのっとった計算式での算出額で、1500ユーロを上限とする。飯田市は上限額を適用。会費負担は来年度から開始される。

 当面の活動としては▽協会ホームページおよびデータベースの充実▽新プロジェクト検討▽新規会員都市の獲得▽各種財政援助の獲得―を行う。このうち飯田市から、次期総会までの間に取り組む新プロジェクトとして、動画サイトの活用による映像情報の発信が提案された。世界の都市が言葉の壁を超えて交流するためには動画が有効と捉え、協会ホームページから各都市で実施する人形劇の祭典や人形劇関連施設の様子を伝える動画を見ることで、会員都市の情報発信や情報交流の活発化を図る。

 今後、飯田市と協会事務局が技術・コスト面で検討し、次期総会で具体的提案を行う。事務局は財政的援助の獲得を検討し、可能であれば申請の準備を進める。各都市はシステム完成後速やかに情報を発信できるよう、動画の準備を行う。

 協会立ち上げ当初は新プロジェクトの検討や新会員獲得を進めるため、2年に1度とした総会の開催時期を毎年の開催に変更。次回は来年6月または9月、ポーランドのビアリストック市で行われる。

 佐藤副市長は「動画サイトを活用した映像情報の発信は、飯田の人形劇に関する映像情報が世界へ発信され、また世界の人形劇の祭典を市民が手軽に見られることができるようになる。これは飯田市が目指す『人形劇を通じた小さな世界都市』の実現に向けて大きな意義がある」とした。

 友好都市関係が縁でシャルルヴィルに『飯田通り』

 加えて佐藤副市長は9月23日、飯田市との友好都市関係が縁でシャルルビル=メジエール市に誕生した「飯田通り」の命名式に参加した際の報告を行った。

 飯田通りは市庁舎などがある中心市街地から西に1キロほど離れた再開発地区内に新しくできた、約600メートルほどの道路。住宅や公園、幼稚園、小学校が整備された閑静な地区にある。

 式典にはシャルルヴィル=メジエール市のルドゥ市長と佐藤副市長、地域住民ら20人が出席。飯田通りでのテープカットや標識の除幕を行った。標識には、1988年から両市が人形劇を通じた友好関係にあったことがきっかけで命名された趣旨が記されている。

 

 佐藤副市長は「シャルルヴィル=メジエール市の通りの名前になったことで、同市民に飯田との友好関係について知ってもらえるようになったと思う」と話した。また、来年の人形劇フェスタへの招待状をルドゥ市長に手渡したことを伝え「フェスタへの出席は前向きに考えていただいている感触を覚えた。実現できれば」とした。

  

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