任期満了(29日)に伴う県議選は3日告示され、12日に投開票される。飯田市区(定数3)は現職3氏と新人2氏の計5人、下伊那郡区(定数2)は現職2氏と新人1氏の計3人が立候補を予定している。
立候補受付は午前8時半から午後5時まで、飯田市区が市役所、下伊那郡区が県飯田合同庁舎で行われる。2度の抽選で届出の順番が決まる。届出が受理されると公営物品など選挙の7つ道具が交付され、街頭演説や遊説、ポスター掲示などの選挙運動をスタートできる。
立候補予定者は党派別に、飯田市区が自民公認2人、共産公認1人、無所属2人、下伊那郡区が自民公認1人、無所属2人。両区の自民現職3氏はいずれも公明の推薦を受ける。市区の無所属現職は民主、社民、連合長野の推薦、郡区の無所属現職は民主の推薦、社民と連合の支持をそれぞれ受ける。年齢は74―35歳。全員男性。
ポスター掲示場は、飯田市463、下伊那郡590の計1053カ所。
期日前投票は、4日から11日まで毎日午前8時半から午後8時まで各市町村役場でできる。
県選管が発表した3月2日現在の選挙人名簿登録者数は、飯田市8万3798人、下伊那郡区5万1106人となっている。
最近の県議選の投票率は、飯田市区が2011年55・56%、07年65・40%、下伊那郡区が11年63・12%、10年(補選)63・35%、07年66・99%と低下傾向にある。