下伊那地事所が「南信州民俗芸能パートナー企業」募集

政治・行政

[ 2016年 4月 28日 木曜日 16時54分 ]

 県下伊那地方事務所は、飯田下伊那の民俗芸能継承のための各種取り組みに協力、支援してもらえる「南信州民俗芸能パートナー企業」を募集する。26日の定例会見で山本智章所長は「随時募集するが、できるだけ早い時期に交付式を行いたい。5月中にできれば」と述べた。

 南信州の民俗芸能を確実に未来へ継承するため、民俗芸能保存・継承団体の取り組みに協力し、支援してもらえる企業・団体を、県が「南信州民俗芸能パートナー企業」として登録する。企業・団体には、民俗芸能の継承活動を支援することを目的として、南信州広域連合と協定を締結してもらう。県(知事)は「パートナー企業登録証」を交付するとともに、ホームページなどで広くPRする。

 協定に基づき、パートナー企業には▽芸能への理解促進▽従業員の参加推奨▽休暇取得の便宜▽資金援助・人的支援▽交流促進―などが期待され、支援要請が行われる。県の登録企業として▽社会的貢献▽企業イメージ・認知度の向上▽従業員の文化体験促進▽地域交流促進▽研修の場の確保―などのメリットがある。

 南信州は「民俗芸能の宝庫」と呼ばれ、神楽や盆踊り、人形芝居、農村歌舞伎、獅子舞などの多様な民俗芸能が独自の文化として受け継がれてきた。しかし、近年、少子高齢化や人口減少が進み、後継者不足により存続の危機にさらされている民俗芸能が少なくない。

 後継者の育成と未来への継承のために地域を挙げた取り組みが求められる中、県は昨年度から3カ年の計画で南信州の中山間地の伝統芸能継承モデル事業に広域連合と協働で取り組んでいる。昨年7月に「南信州民俗芸能継承推進協議会」を設立し、ことし2月には南信州芸能継承フォーラムを開催。本年度は南信州民俗芸能パートナー企業制度を開始する。

 この制度は、南信州の民俗芸能を継承するための各種取り組みに対し企業・団体の積極的参加を促進し、官民協働による民俗芸能の継承を支援する仕組みを構築する。これにより、南信州の民俗芸能を確実に未来へ継承することを目的とする。制度の対象となる民俗芸能は、原則として国、県、市町村が指定または選択する無形民俗文化財とする。

 県では、南信州におけるモデル事業の効果を検証しながら、民俗芸能を継承する取り組みを全県に波及させていきたい考えだ。

  

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