下伊那町村会が事務局統合を検討

政治・行政

[ 2019年 5月 24日 金曜日 16時34分 ]

 下伊那の13町村でつくる下伊那郡町村会は、事務局組織のあり方について検討する。14市町村でつくる南信州広域連合の構成が飯田市を除けば同じで、広域連合と重複する業務があることを踏まえ、町村会事務局の広域連合事務局への統合を検討。複数の首長から統合に前向きな意見が上がる一方、現状維持を求める声もあり、町村会は論点整理した上で本年度中に方向付けたいとする。

 町村会のあり方を巡っては、平成の大合併以降、組織の統合を検討した経緯はあるものの具体化はしていない。

 13日は関係する町村長が出席して非公開で再度話し合いの場を持ち、町村会組織の見直し後の姿を含めて意見を出し合った。

 統合によって業務の効率化が図られるとの見方がある。ただ下伊那北部と西南部では見直しに対する考えにやや温度差があり、北部の首長からは「現状は連絡調整がほとんど。共有しなければならない課題やリニアを見据えた将来ビジョンなどがあれば必要性を感じるが、飯田市を含めて話し合う環境の方が大切」と、町村会を現状のまま残すことに疑問の声も。一方で、南部の首長は広域連合への一本化が進むことで飯田市の主導になることを懸念し「町村なりの悩みがあり、共有する場として町村会の機能は今まで通り残してほしい」とした。

 町村会長の小池正充・平谷村長は「1年ぐらいかけて話し合う中で、地域にとって一番良い方向に持っていきたい」と話した。

  

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