下水道使用料の賦課漏れで市長が陳謝

政治・行政

[ 2009年 12月 16日 水曜日 8時16分 ]

 下水道使用料の賦課漏れ問題で飯田市は14日、上下水道事業運営審議会を開き状況を初めて委員に報告、説明した。冒頭、牧野光朗市長が「お客様や広く市民の皆様には大変ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げる。今後、このようなことが二度と起こらないよう全力で取り組んでいくので、ご理解の程よろしくお願いしたい」と陳謝した。

 市側の報告、説明に対し、委員から「下水道使用料の値上げを認める答申を10月19日に行ったが、それ以前(同月16日)に問題が発覚していた。その時点で分かっている範囲で報告があってしかるべきではなかったか。値上げ問題を審議しており、市民に背信行為をしたことになりかねない」との苦言が出た。

 これに対し、市側は「ご迷惑をおかけし申し訳ない。その時点では下水道使用料をいただいていないことを確認し調査を開始したが、調査に時間がかかった。賦課漏れの事実と金額が確定したのは同月20日だった。中間報告もあり得たかも知れないが、全容がはっきり把握できていなかった」と説明、理解を求めた。

 このほか、委員から「担当者まかせでなく、上司が毎月チェックすべき」「アパート以外の一般家庭や企業は調査しなくていいのか」といった質問意見が出た。市側は「月報処理で毎月確認していきたい」「今までアパートについて確認してきたので、これからそれ以外のすべてのデータについても確認していく」と答えた。

 今回賦課漏れが判明した2棟のアパート(計33戸)の世帯数は、当初71世帯と発表されたが、その後の訪問調査で、会社の職員のために借りていたケースが確認されその世帯数8戸を整理し、最終的に63世帯となった。賦課漏れ金額631万6055円のうち請求可能金額は、49世帯で460万5238円、時効による請求不能金額は14世帯で171万817円。

 9日現在、請求可能者と交渉が完了したのは▽全額支払済 3世帯9万9094円▽分割納付中 3世帯13万6329円▽支払方法了承済 19世帯127万6697円―。このほか、説明内容を了解し支払方法について交渉中が2世帯30万9428円、内容を説明中が22世帯278万3690円と報告した。

  

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