中心市街地の将来イメージ画を公表

政治・行政

[ 2013年 8月 22日 木曜日 9時24分 ]

 こんな市街地のイメージはどう?―。飯田市はリニア時代を見据えた第2期の「市中心市街地活性化基本計画」(2014―18年度)の原案と合わせて、中心市街地(通称・丘の上)の将来イメージ画を作成し、20日に公表した。

 「りんご並木」や「中央公園」、「環境共生型集合住宅」などの将来イメージについて、計画内の目標や計画策定にかかる市民ワーキング会議で出された意見などを踏まえて表現。歩いて楽しい空間、人々の交流によるにぎわい、緑のネットワーク、低炭素化などの要素を重視した内容となっている。街中の回遊を意識した動線のイメージ図もある。

 市商業・市街地活性課は「あくまでもイメージで、こうなる、こうすべきというものではない」とした上で「目指す方向性や取り組みの共有、今後の具体化の議論などに役立てたい」としている。市のホームページや市役所、各自治振興センターなどで見られ、第2期計画原案とともに29日までパブリックコメントを受け付けている。

 第2期計画に関しては、昨年12月に策定委員会が発足。ワーキング会議での議論などを踏まえて原案を策定した。同会議では計画期間の5年にとらわれず、リニア時代を見据えた長いスパンで将来をイメージした。

 原案の目標は▽人々の交流によるにぎわいの回復▽環境に配慮し、安心安全な暮らしの実現▽地域の魅力再発見による文化的な暮らしの創造―の3点。前段となる「市街地の将来像」の項目では、並木通りや中央公園を中心とした「緑のネットワーク」を守り育てる方針を示し、交差部周辺などを「小さな世界都市」の将来イメージの形成に向けた拠点に位置付けている。

 「将来像」は▽交流=歩いて楽しい潤いと安らぎに満ちた空間の創出▽産業=知財・ソフト・デザイン・サービス産業へのシフトと人材誘導▽居住=低炭素で魅力ある都市基盤づくり―の側面から検討を深め、まとめた経緯がある。

 同会議でもメンバー約90人から多彩なアイデアや意見が出され、計画原案で抜粋表記。イメージ画にも▽オープンカフェでおやつタイム▽プチバスにゆったり乗って親子の絆を深められる1日▽市民参加によるコミュニティガーデンによって彩られる公共空間―など、随所に意見を踏まえた描写をあしらった。

 市商業・市街地活性課の課長は「より分かりやすく計画内容を理解してもらうための試みで、将来イメージを共有していくための現時点におけるたたき台。同会議で出された意見や発想も計画期間にとらわれずにストック(蓄積)し、生かしていきたい」としている。

  

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