伊那谷3市議会が議員研修会

政治・行政

[ 2013年 7月 29日 月曜日 15時34分 ]

 伊那谷三市議会議員研修会が26日、飯田市高羽町の飯田文化会館で開かれた。飯田、伊那、駒ケ根の3市議会の議員約60人が参加。飯田下伊那地域が力を入れる「航空宇宙プロジェクト」の取り組みを学んでから、同市美術博物館のプラネタリウム番組の鑑賞や同市東和町の信号機によらない円形交差点「ラウンドアバウト」を視察した。

 3市の共通課題を調査・研究し、伊那谷の発展や地方自治の確立を図る狙い。1974(昭和49)年から毎年実施している。研修会後は意見交換会(懇親会)を開き、議員間の親睦を深める機会にもなっている。

 飯田市議会の林幸次議長は歓迎あいさつで、三遠南信道やリニア中央新幹線の開通を見据えた新しい地域づくり、国道153号の国直轄化、JR飯田線の利用促進などを挙げ「3市議会の果たす役割は大きい」と強調。2月の「伊那谷三市連携推進声明」も踏まえ「一体となって諸課題に取り組み、将来の地域づくりを確かなものにしていきたい」と話した。

 牧野光朗市長も秋にリニアの駅位置とルートの詳細発表を控えることから「伊那谷は大きく変わる。今が地域、産業、人づくりの基盤構築期。3市が手を取り合い、伊那谷発展へ力を尽くしてほしい」と呼び掛けた。

 8年目を迎えた「航空宇宙プロジェクト」については、南信州・飯田産業センターの地域連携マネージャーが説明。航空宇宙産業は30、40年後も安定成長が見込まれることや、多品種生産の製造業者が多い飯伊の地域特性にも適していることを伝えた。

 「これまでの取り組みで特にウエイトを置いたのが風土改革」と指摘。親会社と下請けという縦関係が強く、周りは競争相手ととらえてきた従来型を改め「地域一丸で協力し合う風土づくりに努めてきた」と話した。

  

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