全市民にクーポン券配布

政治・行政

[ 2021年 2月 1日 月曜日 15時54分 ]

 飯田市は1日、新型コロナウイルス感染症緊急対策事業の「第7弾」を発表した。個人消費の喚起策や飲食店を対象にした支援金、ワクチン接種事業などを予算化し、全体で8億9100万円規模。関連費を盛った本年度一般会計補正予算案を5日開会の市議会臨時会に提出する。

 感染防止と経済活動との両立に向け、事業者支援としてプレミアム割引クーポン券による個人消費の喚起に3億2300万円を計上した。1000円以上の購入に対して500円を割り引く2種類のクーポン券を全市民に配布する計画で、佐藤健市長は1日の会見で「2段ロケット方式」と強調した。テークアウト割引券と全業種を対象とする割引券があり、うちテークアウト割引券は500円割引券を2枚ずつ配布する。使用期間は3月上旬から3月末まで。

 一方、全業種を対象とする割引券は、500円割引券を4枚ずつ配る。中小の店舗を応援する狙いで、売り場面積が1000平方メートルを超える大型店では使えない。使用できるのは、県独自の感染警戒レベルが「2」に引き下げられた時から3カ月間とした。佐藤市長は「感染警戒レベルがしっかり下がった上で地域経済を喚起できれば」と話した。

 また受験シーズンを迎え、受験生を対象に感染症の検査費用の一部を補助する。対象となるのは▽飯田市内に居住している学生や浪人生▽市内の学校に通学している学生▽飯田下伊那地域外で受験した人▽受験後に自費診療で感染確認検査を受けた人―など。申請は1人2回までで、補助額は上限1回6000円。

 新型コロナ緊急対策事業として市はこれまでに計6弾を打ち出し、第1弾に108億5720万円、第2弾に5億4521万円、第3弾に7億1400万円、第4弾に13億1114万円、第5弾に5億9700万円、第6弾に6200万円をそれぞれ計上している。

ワクチン接種に4億4400万円

 新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、飯田市は接種に向けた体制整備や接種対策費として4億4400万円を計上した。

 飯田医師会をはじめとする関係機関と連携して体制を整える方針。接種券の発送準備を進めるほか、住民が接種を予約する際の窓口となるコールセンターを本庁舎内に設ける。

 市は先月、円滑、迅速に行えるよう態勢整備を担う「ワクチン接種担当専門主査」を配置した。新たに保健課内に専用の係を設け、接種態勢が整うよう準備を進めるとした。

 県による医療従事者への接種後、市町村を主体に65歳以上の高齢者への接種が始まる見通し。ワクチン接種費は国が負担するため無料。

◎写真説明:会見で事業概要を説明する佐藤市長

  

関連の注目記事

powered by weblio


  

こちらの記事もどうぞ(広告を含む)

     







記事の検索はこちらから



















南信州電子版購読

スポンサーリンク

ふるさと納税でもらえる 南信州新聞 ふるさと納税でもらえる 南信州新聞