北部地域道路問題検討委員会開く

政治・行政

[ 2012年 3月 19日 月曜日 9時06分 ]

 飯田下伊那北部の市町村と国、県の現地機関などによる「北部地域道路問題検討委員会」(委員長・高瀬達夫信大工学部准教授)が16日、飯田市追手町の県飯田消費生活センターで開かれた。県側は北部の町村から架け替えや新設の要望が出ている天竜川上の県道2橋について「リニア中央新幹線の中間駅やルートなどの詳細計画と絡めて検討すべき課題。現時点で優先順位や整備のあり方を示す状況にない」との考えを伝え、理解を求めた。

 下伊那郡北部の天竜川に架かる県管理の道路橋のうち、松川町生田の「宮ケ瀬橋」と高森町山吹―豊丘村河野間の「万年橋」は、ともに築50年以上が経過し老朽化が進む。狭あいな幅員も踏まえ、宮ケ瀬橋については松川、大鹿と中川の3町村が早期の架け替えを、一方の万年橋については高森、豊丘、喬木の3村が下流への代替橋の新設を県に求めている。

 同検討委は2橋のあり方を中心に、北部地域の道路交通全般の課題や改善策を検討する目的で2007年に発足。北部の5町村と飯田市のほか、国の天竜川上流河川事務所と飯田国道事務所、県の飯田建設事務所などで構成する。

 通算4回目の16日は関係機関の約20人が出席し、冒頭以外は非公開。飯田建設事務所の三井宏人所長はあいさつでリニア計画を見据え「総合的な見地から、より良い道路交通のあり方を検討していくことが大切」と話した。

 三井所長によると、会議で県側は、リニアのルートや中間駅、工事用道路などの詳細が判明していない現況下で、2橋の今後のあり方を決めることは時期尚早である旨を説明。リニアの開通を見据えた一体的な交通体系を検討する中で、2橋のあり方も定めたい意向を示した。

 来年秋と見込むリニアの詳細発表を待つ間に、例えば北部地域の道路網の現状課題をまとめたり、利用状況や渋滞箇所の調査を行ったりして、検討用の基礎資料の作成を進める予定。次回の検討委は今後の動向に応じて開く。

 市町村の担当者らは県の方針を受け止めた上で、それぞれの架橋の必要性をあらためて伝えたという。

  

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