南信州広域連合、県警に免許センター開設を要望

政治・行政

[ 2017年 3月 13日 月曜日 15時33分 ]

免許センター関係で県警本部へ要望

 飯田下伊那14市町村でつくる南信州広域連合(連合長・牧野光朗飯田市長)と同広域連合議会(議長・木下克志同市議会議長)の代表らが13日午後、長野市の県庁を訪れ、県警の尾崎徹本部長宛てに南信州・飯田産業センター(飯田市上郷別府)の後利用として南信運転免許センター(仮称)の開設を、阿部守一知事にリニア中央新幹線の開業時代を見据えた飯伊へのコンベンションセンターと屋内体育施設の整備検討などを要望した。

 同広域連合の正副連合長や部会長などを務める飯田、泰阜、平谷、高森、根羽、阿南の各市町村長に同議会の正副議長と議会運営委員会の正副委員長を加えた計10人が、飯伊選出の県議とともに要望に訪れた。

 産業センターは同広域連合などが取り組む「産業振興と人材育成の拠点」整備事業の一環として、旧飯田工業高校(同市座光寺)への移転拡充が予定される。県警への要望では「移転後、運転免許証の即日交付を行うため、早期に南信運転免許センターを産業センター後施設に開設してほしい」と求めた。

 牧野連合長は飯伊の面積が広大で中山間も多く、自動車への依存度が高いことを伝え、免許が即日交付される最寄りの中南信運転免許センター(塩尻市)までは最長3時間、所轄警察署の更新事務の完了までは最長3週間近く要する実情を説明。「迅速な免許更新に支障を来し、中南信に行くことは大きな負担。地域住民にとって長年の悲願で早期の実現を」と訴えた。

 県警本部の山口康弘交通部長は「現状で不便があることは重々承知している。要望内容を踏まえ、検討をさらに深めていく」と応じた。

 飯伊への免許センターを巡っては、広域連合は当初、市内JR飯田駅前の商業施設内への設置を要望したが、県警は2014年1月に駐車場不足などを理由に「不適切」と判断。広域連合は15年5月、産業センターの移転の目途が付いた場合に新たな候補地として要望するとしていた。

 産業センターを適地とする理由として広域連合は▽既存施設の活用による設置費用の軽減▽単独施設の使用による業務上の安全性の確保▽十分な駐車場―などを挙げている。

 一方、広域連合の基本構想基本計画でも必要性を盛ったコンベンションセンターと体育施設(県的屋内体育施設)の要望書では、リニア開業による国際・広域交流や多様なスポーツ振興の促進などを期待し「地域と一緒に必要な検討を行ってほしい」と協力を依頼した。

 阿部知事には、同広域連合の障害者支援施設「阿南学園」(阿南町)の老朽化に伴う改築に向け、県の財政支援とともに、国に対しても優先的に財政支援を働き掛けることも求めた。

  

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