南信州広域連合が全員協議会開く

政治・行政

[ 2019年 5月 28日 火曜日 15時24分 ]

 南信州広域連合議会は27日、全員協議会を開き、執行部側はリニア時代に向けた新施設の整備に関する「基本的考え方」(案)の検討方針を示した。6月22日の住民説明会やパブリックコメントを通じ出された意見を踏まえ、7月の連合会議で基本的考え方を決定する見通し。牧野光朗連合長(飯田市長)は「検討委員会も立ち上げる中で一定の考え方をまとめる」とした。

 新施設の整備に関する検討委員会を設置する考えで、この日は委員構成案を示した。利用が想定される団体や有識者、地元関係者、公募のほか学生も加わり、執行部側は「将来を担う若い人の意見が反映されるように」とした。

 検討委では主に、施設の建設・運営の方式、施設規模、利用形態、立地条件、事業費、開設時期を検討する。事務局によると、6月をめどに設置する。

 来月22日の住民説明会はエス・バード(同市座光寺)で午後2時から。

 南信州広域連合は2月の定例会で、広域連合で整備を検討する新施設の基本的考え方案を提示。アリーナ機能を中心とした複合施設として「学びのベースキャンプ」(仮称)を目指すとする。

 アリーナ機能を中心とした複合施設の具体的なイメージとして▽子どもや青少年がプロスポーツに触れ、各種スポーツを本格的に学べるような市町村・校区を越えたクラブチームの拠点▽リニアの利便性を生かして首都圏からプロの指導者が訪れ、ワールドクラスを目指せる環境を整備▽パラスポーツやシニアスポーツの一大拠点▽大規模なスポーツ大会やイベント・コンサート、コンベンションの開催▽獅子舞や地芝居、人形浄瑠璃、無形文化財の民俗芸能などを国内外に発信―を想定。飯田文化会館(同市高羽町)やエス・バード(同市座光寺)を含め、圏域外の施設と連携を図っていくとする。

 住民説明会はA3サイズにまとめた概要版を使って説明する。概要版は南信州地域を取り巻く状況と問題意識を整理し、施設整備のビジョンやコンセプト、具体的なイメージを載せた。

 この日の全協では、基本的考え方案の検討に対する議会側の姿勢について意見が出た。

  

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