南信州広域連合3PJ リニア関連では「外部懇談会」開催へ

政治・行政

[ 2013年 5月 23日 木曜日 15時15分 ]

 南信州広域連合議会の全員協議会が21日、臨時会に引き続き飯田市内であり、本年度に広域連合で取り組む3つの調査研究プロジェクトの状況を事務局が説明した。このうち、リニア関連では、「外部実務家」などとの懇談会の開催を検討している。

 プロジェクトは、地域内の重要課題の解決に向け、専門的かつ具体的な検討を進める狙いで▽リニア地域づくり▽高等教育機関設置▽看護師等確保―の3つを設置。広域連合内の所管部会を中心に、関係機関と連携して活動を進める。

 事務局説明によると、「リニア」のメンバー構成は広域連合の他、県のリニア推進振興室や飯田建設事務所、飯田市などの担当部署。「基本的な進め方」として、2010年度に広域連合が策定した「リニア将来ビジョン」などに盛り込まれた地域づくりの課題やキーワードを整理し、広域連合としての方向や具体的な方策を検討していく。

 当面の取り組みとして、実業家や事業精通者など外部実務家たちとの懇談会を検討していることを報告。参事は「外からの視点で課題を明らかにし、提言や行動につなげたい。飯田下伊那のファンの拡充、獲得にも取り組みたい」と話した。プロジェクトの具体的な計画を固めていき、予算が伴うものは「8月の議会を目安に補正案を願うこともある」との意向を伝えた。

 閉会後の取材に参事は、秋にJR東海が予定するリニアルートと駅位置の詳細発表などを踏まえ「インフラのハード面が注目されがちだが、合わせて、リニアをどう活用するかのソフト面が重要。(地域外を含む)新たな視点や産業、サポーターなどを意識した地域づくりの検討も求められる」と話した。

 一方、高等教育機関設置プロジェクトに関しては、3月のシンポジウムでデザイン関係の大学院大学の設置を提唱した多摩川精機社長との懇談会を16日に飯田市内で開いたことが報告された。看護師等確保プロジェクトは、飯田女子短期大学の看護学科の定員増の要請や、潜在を含む看護師資格者の現状把握などに取り組むとした。

  

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