参議院公示で6人が立候補

政治・行政

[ 2013年 7月 5日 金曜日 9時31分 ]

 第23回参議院議員選挙が4日に公示され、21日の投開票まで17日間の選挙戦がスタートした。12月に発足した安倍政権の評価や憲法改正、景気対策、エネルギー政策、社会保障などが争点となる。改選定数2の長野県区は民主、自民両党の現職と、みんなの党、共産党、諸派、無所属の新人4人が立候補。前回に続き6人が2議席を争う混戦の様相で、県内各地で舌戦を繰り広げる。

 県区では正午までに、届け出順に自民党現職で党幹事長代理の吉田博美氏(64)=松川町=、民主党現職で前国交相の羽田雄一郎氏(45)=上田市=、共産党新人で党県委員の唐沢千晶氏(43)=長野市=、無所属新人で元雑誌記者の神津ゆかり氏(46)=松本市=、政治団体・幸福実現党新人で経営コンサルタントの味岡淳二氏(54)=塩尻市=、みんなの党新人で元損保会社員の角恵子氏(33)=東京都=の6人が届け出ている。

 6候補は午前8時半過ぎから、長野市や松本市で第一声を放った。

 3選に挑む吉田候補は、長野市内の事務所から選挙戦をスタート。「安定政権なくして景気回復はない」とし、参院でも多数派となるねじれの解消を目指す姿勢を強調した。

 4選を目指す羽田候補は、JR長野駅前で第一声。子どもの未来に責任を持つ国づくりを掲げ、「居場所と出番をつくり、人の命を大切にする政治を実現する」と語った。

 唐沢候補は同駅前で第一声。非正規雇用労働者だった自身の経験から、「格差と貧困が広がる社会を変えたい」と訴えた。改憲や原発、TPPには反対の強い姿勢を示した。

 神津候補は、松本市の公園で第一声。出身地の福島の思いを県内に伝えたいと脱原発を訴え、「大きな愛と平和を次の時代に受け継いでいきたい」と護憲の姿勢を強調した。

 味岡候補も長野駅前で演説。長寿で高齢者の労働人口が多い県内の状況を「生涯現役モデル」とし、「全国、世界に広げたい」と主張し、幸福を味わえる社会の実現を唱えた。

 土壇場での出馬劇となった角候補は、長野市街地でマイクを握った。「地方からボトムアップする地方主権の政治を信州から目指す」とし、民間主導の経済成長を掲げた。

 参院選の改選数は定数242人の半分の121人。選挙区で73人、比例代表で48人を選出する。

 自民・公明両党が参院の過半数(121議席)を確保し、ねじれを解消するかどうかが最大の焦点で、与党は過半数確保に必要な63議席を、野党は過半数維持を目指す。

 また、憲法改正を掲げる自民、みんなの党、日本維新の会などの改憲勢力が、発議に必要な3分の2(162議席)を確保するかどうかも注目される。

 選挙戦は投開票日前日の20日まで。4日正午までに全国では選挙区に271人、比例に162人の計433人が届け出ている。

 県区の選挙人名簿登録者数は、7月3日現在で男性84万9965人、女性90万8770人の計175万8735人。

  

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